株式投資におけるテクニカル分析とファンダメンタル分析の違いとは?

皆さんこんにちは。こんばんは。フリーランス投資家のかぶPです。

株式投資をしている人なら誰でも知りたい情報。それは「これから株価が上がる銘柄」ではないでしょうか?そんな「これから株価が上がる銘柄」を探す方法には、大きく分けてテクニカル分析ファンダメンタル分析の2つの手法があります。

今回はテクニカル分析とファンダメンタルズ分析の違いや活用方法について説明したいと思います。

目次

テクニカル分析とファンダメンタル分析の違い

テクニカル分析とファンダメンタル分析は、簡単にいうと、何を根拠に株の値動きを推測するかが異なります。
テクニカル分析は統計的なデータをもとに、ファンダメンタル分析は業績や今後の成長をもとに売買のタイミングを計る分析手法です。

分析手法の違いテクニカル分析ファンダメンタル分析
分析の根拠統計データ業績や経営方針・財務状況
投資期間短期中長期
分析方法おもにチャートや相場状況を見るおもに決算や経営計画を見る

株価の変動は、長期的には業績に連動し、短期的には過去の取引パターンから予測することができます。

テクニカル分析とは?-いつ株を買えば良いのかのサイン

テクニカル分析とは、値動きを表すチャートから、「相場の流れ」や「投資家心理」を読み取り、将来の値動きを予想するための分析手法です。テクニカル分析は主に、「トレンド系」と「オシレーター系」の2つに分けられます。トレンド系とオシレーター系には、主な6つのテクニカル指標があります。詳細については、以下よりご確認ください。

テクニカル分析とはずばり、過去の値動きをチャートで表して、そこからトレンドやパターンなどを把握し、今後の株価、為替動向を予想するものです。チャートは取引(投資行動)の結果としてできたものであり、過去にも似たようなパターンがあれば、将来も同じようなパターンになる可能性が高いと予測します。
テクニカル分析にはさまざまなメリットがありますが、当然デメリットもあります。

ファンダメンタル分析とは?-どの株を買えば良いのかのサイン

相場の大きな方向性を掴むために景気動向、金融政策、財政政策等の変化が市場全体にどのような影響を及ぼすのかを分析するものです。また、個別銘柄を選定するために、ニュース、決算説明書類などを読んで、企業収益が、増えるか減るか、増え方や減り方はどのくらいか、それは一時的か、恒常的か、将来は?などの分析に対して、現在の株価が高いか、安いか、を判断する方法です。現在は、ネット上で簡単に、ファンダメンタル指標(PER,PBRなど)も入手することが可能なため、以前よりは個人投資家でも分析が容易になりましたが、さまざまな情報や専門的な知識が必要であり、労力が非常にかかることがファンダメンタル分析のデメリットです。

長期投資の目線で考えれば株価はファンダメンタルに基づいて上昇するはず

短期的には需給のバランスや市場環境に影響されて株価は上下しますが、長期で見ると必ずファンダメンタル(企業の業績)に伴って上昇するでしょう。

自分がどのスパンでどのゴールを目指しているのかを意識して投資をしましょう。